中国とバングラデシュ両国の政府代表は29日に政府間枠組み合意を締結し、中国がバングラデシュの石油パイプライン建設プロジェクトに融資を提供することで合意した。この組み合意は「一帯一路」協力とバングラデシュ、中国、インド、ミャンマーをつなぐ「BCIM経済回廊」の建設に重要な意義を持つ。
協議によると、同プロジェクトには一点係留システム、タンクヤードと構内の施設の建設、220キロに及ぶ海上・陸上パイプラインの敷設が含まれる。プロジェクトの契約額は5.5億米ドルで、中国石油天然気管道局が建設工事を請け負い、中国輸出入銀行が長期低利で融資を行う。
組み合意には、中国駐バングラデシュ大使の馬明強氏とバングラデシュ財務省経済関係局常任秘書が両国政府を代表して署名した。