国務院発展研究センター副主任の隆国強氏は『経済参考報』記者に対し、今後は改革の決心と注力度がさらに大きくなり、引き続き自由貿易試験区の機能を発揮させ、この基盤上に新たな開放の高台を打ち立てることで自由貿易港の建設が進められるとの見方を示した。自由貿易港は港湾だけを指すのではなく、内陸港、空港も含み、開放度が高く、国から権限を付与され、ハイレベルな開放試験を行う地区になると説明。華中科技大学自由貿易区研究センター執行主任の陳波氏は、自由貿易港の建設について、順を追って進め、沿海部から試験を行い、複製版を普及させる必要があると指摘している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月13日