同記事によると、昨年6月25日、プーチン大統領が訪中した際、ロシアの統一航空機製造会社と中国の商用飛機有限責任公司による合弁企業設立と、ワイドボディ長距離航空機を共同生産する契約に調印した。同年11月には珠海国際航空フェアにおいて、同旅客機の模型が披露されている。座席数が280席、航続距離が1.2万キロという構想だ。
計画によると、新旅客機は2025~2027年前後に運用が開始される。
両国はロシアに共同開発センターを設立し、旅客機の設計にあたっている。このプロジェクトのために作られた中露国際商用飛機有限責任公司(CRAIC)の本部は上海にある。旅客機の最終組み立てもここで行う予定だ。
エアバス350やボーイング787ドリームライナーと比較して、効率が15%アップする予定。空気力学や合成材料の研究分野での最新成果を設計過程で取り入れるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月16日