落ち込む米国小売業、中国電子商取引の波に乗る

落ち込む米国小売業、中国電子商取引の波に乗る。

タグ:中国電子商取引

発信時間:2017-11-26 16:45:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2年前、小規模小売業者のSyadium Goodsはニューヨークで設立され、コレクター向けスニーカーを専門に販売開始。それから間もなく来店した中国のお客さんが、ナイキ・ジョーダンの女性用と子供用スニーカー50足を現金1万米ドルで購入した。「この出来事は電気が流れるように脳を刺激し、自分たちのシューズには中国市場がまだないことを突然意識させた」。Stadium Goods共同創設者兼CEOのマックフェターズ氏はこう振り返る。

 

 同社は2年目に、天猫でオンラインショップを開設。「天猫を通じ、中国のお客さんの好みや購入データを直接分析し、入荷を調整している」。

 

 マックフェターズ氏は、Stadium Goodsニューヨーク店の地下倉庫に記者を案内した。「ここには、中国でも米国でもなかなか手に入らない4000足のシューズが置かれている。平均価格は375米ドルだ。店舗の面積は限られるが、天猫の‘クラウドシェルフ’なら全ての商品を陳列できる」。ナイキの店舗では、当季の商品しか売ることができないが、彼の店では各種のチャネルを通じ、1万2000足に上るニューモデルで本物の各種ブランドスニーカーを入荷・販売することが可能。これほどの規模で展開するは今のところ1社のみだ。

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