報道によると、スターバックスは中国市場をリードしているが、市場が急速に発展するなか、米国でも高級コーヒー販売事業者や低価格路線のライバルから圧力を受けている。
スターバックスコーヒーCEOのハワード・シュルツ氏は、上海に海外では初めて設立した「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」の開店セレモニーで、中国が同社の米国事業よりも「大きく、力強く、重要な」市場に変わっていると話した。
「中国の中所得層の拡大とチャンスの増加に伴い、中国市場は大きく変わるだろう」。同社は10年以内に、中国での店舗数10万軒を目指すという。
ユーロモニターのまとめによると、スターバックスは昨年、総価値252億元に上る中国コーヒー専門店市場で54.8%のシェアを握り、マクドナルドの傘下にある「マックカフェ」や、ウィトブレッド社の「コスタ」コーヒーを大きく上回った。