第7回世界中国学フォーラムが11日、2日間にわたる日程を終えて閉幕した。フォーラムには世界各国から100名あまりの有識者が出席し、「新時代の中国」をテーマに熱い意見を交わした。
「新時代の指導思想」、「新時代の均衡ある発展」、「新時代の文化的自信」、「新時代の制度構築」、「新時代の大国外交」の5つ議題別に円卓会議が開かれたほか、中国学特別講演も行われた。
中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)後の中国の進むべき道および中国が担い得る役割に、出席者から高い関心や期待が集まった。内外の有識者らの中国に関する研究は、単なる経済面から複雑かつ多様な政治・文化面にシフトしつつあり、歴史的な節目として画期的な意義を持つ第19回党大会報告は中国学の研究者らにとって重要な研究テーマとなっている。
中国社会学会の李友梅会長は、「新時代の中国の特色ある社会主義思想」に基づく社会統治という新たな枠組みの構築は、中国が世界秩序の中で享受する側から貢献する側になったことを意味しているとの認識を示した。