国際エネルギー機関(IEA)の最新報告書によると、2016年に太陽光発電の設備容量が世界全体で50%増加、うち中国が半分以上を占めた。5年後も中国が再生可能エネルギーの伸びで世界首位を維持すると予想される。
IEAは、中国が大気汚染防止と 「十三五」(第13次5カ年計画、2016年~2020年)で打ち出した再生可能エネルギーの発展目標達成に向け努力していることから、世界で導入される再エネ発電設備容量の40%以上を中国が占めると予測。太陽光発電分野で、中国は当初設定した2020年までの目標を3年前倒しで達成したほか、水力発電やバイオマス発電、電気自動車(EV)市場でも中国は世界をリードしている。
「一帯一路」沿線国におけるグリーンエネルギー・プロジェクトが進展するのに伴い、中国は世界のエネルギー構造を低炭素型に転換するべく、実際の行動を通じて「グリーン・シルクロード」の建設を進めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1月3日