『日本経済新聞』の1月16日の報道によると、電気自動車(EV)の開発競争は、航続距離を左右する蓄電池開発に限らず、動力源としての駆動モーター開発へと拡大している。その中でも、特に開発を推進加速している国として、自動車強国戦略を打ち出した中国が挙げられる。
現在、ハイブリッド車(HV)技術の実力で突出している日本が有利とはいえ、日本の大学などの基礎研究分野は衰退状態にあり、将来、電気自動車産業の競争力では、中国が日本を超えると見る見方が少なくない。
報道によれば、今後、電気自動車は急速に普及する。最も核心的競争技術は蓄電池であると見られている。しかし、モーターも電気自動車の付加価値の将来を決定する部品の一つだ。モーターの開発を誰が担うか、このビジネスモデルも新しい形式によって構築される。この分野で将来、主導的作用を発揮するのは中国の可能性が高い。