英原子力発電プロジェクトが協定締結後、各種の作業が順序よく進み、中広核はすでに17億英ポンドを投じた。ヒンクリーCプロジェクト建設現場では忙しい光景がみられる。施工現場全体の面積はサッカー場245個分に相当し、欧州で最大の建築用地となっている。ピーク時には、毎日5600人が現場の施工に携わる。
同時に、サイズウェルCプロジェクトとブラッドウェルBプロジェクトも、事前準備作業が順序よく進んでいる。ブラッドウェルBプロジェクトはすでに、用地適応段階の地質調査に着手。また、華竜一号の英国汎用設計審査は2017年1月の開始からすでに第2段階へと計画通りに進み、今年末には第3段階に入る予定だ。
中広核は一貫して、両国の原子力発電サプライチェーン企業間協力を積極的に推進している。現在、英国企業10社が中国側の資格審査を通り、中国の原子力発電プロジェクトと華竜一号汎用設計審査に参与しており、その協力金額は3億英ポンドに上る。一方、中国企業15社が英国側の資格事前審査に通り、7社が下請けとして参与。また、中広核は、英ロールス・ロイスと計装分野の協力を進め、英ウレンコとは濃縮ウラン供給で協力する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月7日