「中国智造」
世界の高速鉄道の技術構造を変える
中国の高速鉄道が世界最速になるのを支えたのは、中国ハイエンド設備製造の台頭だ。
2004年に高速鉄道発展計画図を策定してから現在まで、中国の高速鉄道は無から有、謙虚に学習から超越・リードに移り変わった。中国の前進ペースを更新し、密かに世界の高速鉄道の技術構造を変えている。
中国外文局がこのほど発表した「中国国家イメージ世界調査報告書2016−17」によると、海外で認知度の最も高い中国の科学技術成果のうち、高速鉄道が30−40%の認知度により首位になった。高速鉄道は科学技術革新の国家イメージになった。
また中国は復興号を踏まえた上で、時速400キロの高速列車、時速600キロの高速リニア列車の新研究任務を確定した。
中国工程院院士の劉友梅氏は「世界のレール交通設備技術は欧州から始まった。世界のハイエンド市場はこれまで欧米日などのグローバル企業に寡占されていたが、この局面は中国によって変わりつつある。中国の高速鉄道は自主研究開発を踏まえた上で、導入・消化・吸収・再革新を行い、今や世界の先頭集団に入っている」と指摘した。