「高速鉄道外交」
「一帯一路」により良く貢献
昨年12月21日、中国・タイの代表者に見守られ、タイ初の高速鉄道である「中国・タイ鉄道協力プロジェクト1期」が正式に着工された。中国の高速鉄道を100%採用するこの高速鉄道の全長は約253キロ、設計上の最高時速は250キロだ。開通後、バンコク〜ナコーンラーチャシーマー間の移動距離が現在の4時間以上から90分に短縮される。
過ぎ去ったばかりの2017年は、中国の鉄道が海外進出で豊富な成果を手にした年だ。
南に目を向けると、中国・ラオス鉄道、インドネシアのジャカルタ〜バンドン高速鉄道、中国・タイ鉄道が相次いで着工し、中国のプランが世界の人々の移動の利便性を高めた。さらに遠くに目を向けると、東アフリカ初の現代化都市ライトレール、エチオピア・ライトレールが交付され、ケニアのモンバサ〜ナイロビ鉄道が竣工・開通し、ナイロビ内陸コンテナ港が正式に稼働開始した。西を見ると、中欧班列(中国〜欧州間の国際定期貨物列車)の昨年の運行本数は3673本にのぼり、それまでの6年間の合計を上回り、累計6637本となった。中国の力は、古代ユーラシア大陸の新たな輝きを生もうとしている。
「ピンポン外交」と「パンダ外交」に続き、「高速鉄道外交」は新時代における中国の外交に「金の名刺」になろうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月12日