また審査認可の仲介サービス項目の整理と規範化をさらに進めるため、今回の決定では外資系銀行の債券発行や資本充足のツールを申請する際に中国の弁護士事務所が発行した法律に関する意見書を提出しなければならないとの規定が撤廃された。
注目すべきは、改定後の「実施規定」が国内外資本銀行の監督管理の標準は一致した状態を維持するとの原則を遵守し、許可の条件とプロセスが中国資本の商業銀行と最大限一致するようにしたことだ。その内容には、支店の設立準備と開業の審査認可プロセスを統合し、支店開業の審査認可のみを残すこと。外資系銀行の債券募集発行や資本充足ツールをめぐる条件の最適化すること。高級管理職の資格の審査認可プロセスをさらに簡素化し、同レベル・同タイプの外資系銀行間の同レベルポジション間の異動や低レベルポジションへの降格については、事前に審査認可を行っていたのを登録制に改めることなどが含まれる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月26日