中日が2つの金融協力 人民元の国際化が加速

中日が2つの金融協力 人民元の国際化が加速。

タグ:中日金融協力

発信時間:2018-05-14 18:13:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

RQFII以外にも、金融業の対外開放に関わる政策が次々打ち出されている。4月11日には人民銀の易綱総裁がボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会で、金融業の対外開放をさらに拡大するための11の措置を発表し、金融開放の全体図が明らかになった。その後、一連の措置が相次いで実施され、「滬港通」(香港市場を通じて上海A株の売買が可能になる措置)と「港股通」(上海市場を通じて香港株の売買が可能になる措置)は一日あたりの限度額が4倍に拡大された。適格国内機関投資家(QDII)の限度額が3年ぶりに引き上げられ、上海と深センの「QDLP」(個人富裕層向けの適格国内有限責任組合)と「QDIE」(適格国内投資家の国外投資の試行)の試行限度額がそれぞれ50億ドルに引き上げられた。

人民銀も人民元国際化のために道を切り開いている。潘功勝副総裁は5月7日に行われた18年越境人民元業務作業テレビ電話会議で、「『自国通貨優先』を堅持する」と述べ、その数日前には、人民銀の人民元越境決済システム(CIPS)の第2期が全面的に始動し、銀行間取引市場の夜間取引も始まった。中国人民大学財政金融学院の趙錫軍副学院長は、「金融分野における人民元の使用範囲を拡大し、同じように人民元の国境を越えた使用もさらに推進していく」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年5月14日


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