ドイツのメルケル首相は今年3月に再任を果たし、4期目に入った。再任からわずか2カ月余りで、この欧州の政界の「鉄の女」は訪中を決定した。首相就任後、11回目の訪中となる。
メルケル首相は近年、中国の指導者と良好な交流を維持しており、今年もこの伝統を引き継いだ。
中国外交部の陸慷報道官は、ドイツ首相の訪中について「メルケル首相の訪問は、両国の政治的相互信頼をさらに促進し、両国の各分野の協力を後押しし、中独関係が新時代により大きな発展を実現するため新たなパワーを注ぎ込むことになる」と表明した。
ドイツ連邦首相府はメルケル首相の訪中前、公式サイトで「対話で独中関係を構築」と題した、メルケル首相の最新のビデオメッセージを公開した。動画には「中国との緊密な協力」という大きな字幕が表示され、メルケル首相が自ら日程を紹介した。