メルケル首相は、今回の訪中で中国側と二国間関係、国際貿易紛争など共に関心を寄せる問題について議論すると表明した。また特に貿易問題を強調し、独中両国は世界貿易機関(WTO)の規則を遵守しており、かつ多国間主義の強化を希望していると述べた。「これは我々の会談内容の一部となる」
中国外交部が発表した情報によると、メルケル首相の目的地には北京の他に、もう一つの重要な都市が含まれる。それは中国の改革開放の「前線」、深センだ。
中国の改革開放が40周年を迎え、メルケル首相の深セン訪問には「別の深い意味」があるとされている。
メルケル首相は多くのドイツ企業が進出している深センを訪問できることを喜び、「中国の経済開放は深センから始まったため、私はこの活力あふれる都市の訪問に興味を持っている」と話した。