中国は世界2位の経済大国であり、中国本土の株式市場の時価総額は約8兆ドルで、世界の株式市場の10%を占める世界2位の株式市場であり、国際投資家の中国株投資ニーズも高まっている。A株のMSCI指数採用は、世界の機関投資家の投資ニーズに合っている。
当然、A株がMSCI指数に採用されたのは、中国資本市場の開放が進んだためである。QFII、 RQFII、滬港通(上海証券取引所と香港取引所の株式相互取引)などの多種のルートが開通し、各取引制度の整備と開放が進んだことで、国際投資家の中国株投資の道が開かれた。
HSBC中華圏の黄碧娟CEOは、「今後5~10年で、A株市場に6000億ドル以上の資金が流れ、中国株式市場の外資参入度は高まり、最終的に中国経済と市場の規模に反映される。また、外資の流入は中国実体経済の科学技術・サービス・消費けん引型のグレードアップ・モデル転換を後押しするだろう」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月1日