「中国と中東欧国家の経済・貿易協力の持続的な深化や、中国と中東欧16カ国による‘1+16協力’の影響力と知名度の広がりに伴い、中東欧特色商品展の規模も拡大している」。寧波市中東欧博覧・協力事務局副局長の張文虎氏は、前回の中東欧特色商品展を1号館で開いたが、今回は8号館で行い、面積が8千㎡と昨年を3千㎡上回り、展示ブースも昨年の282カ所から310カ所に増えたと紹介した。
第4回中国-中東欧貿易博覧会での成約急増は、中国が自主開放ペースを加速したことで、グローバル業者が積極的に中国市場でチャンスを探している状況を映し出す縮図の一つに過ぎない。特に、最近の輸入拡大政策の相次ぐ発表は、グローバル事業者の注目を引き付けた上に、国内消費にも新たなチャンスをもたらした。
「中国が輸入拡大につながる政策を相次いで打ち出したことで、中東欧国家の対中輸出の積極性は日に日に増した。今や中欧班列は常に、牛乳や果物、赤ワインなどの農副産品を中心に貨物を満載し、復路の空積み率が高かった状況を変え、輸送コストをも下げた。同時に、双方の貿易協力が強化され、中東欧の消費財に対する国内消費者のニーズを増やした」。第4回中国-中東欧貿易博覧会イベント組織の担当者はこのように話している。