中国電信は6月26日、『中国電信5G技術白書』(以下、『白書』)を発表し、世界の通信業者で真っ先に5G技術の観点と全体戦略を説明した。
国際標準化団体の3GPPは先日、5Gのネットワーキング標準(SA)を決定した。これは5Gのシームレス接続とコアインターフェイスが端末機器から端末機器の新たな許容能力を備えたことを意味する。
世界の産業チェーンに5G発展計画をはっきりと説明
過去と同様、通信業者は5G時代の産業方向となっている。工業・情報化部通信発展司の聞庫司長が述べたように、『白書』は5G産業の生態発展をリード・指導する価値がある。
中国電信集団有限公司の劉愛力総経理は、「5Gは国際標準設定と商品開発の重要な段階に突入し、多様な5G技術候補がある中で、通信業者は自身に最適な選択をする必要がある」と話す。
中国電信は『白書』の中で、5GネットワークはSAプランのネットワーキングを優先的に選び、コア相互接続操作を通して4Gと5Gの連携を実現するとした。
中国電信技術部の何志強総経理は、「移動通信技術の発展の法則を見ると、5G技術と産業チェーンが成熟するには時間がかかり、5Gネットワークの建設初期において、中国電信は2G、3G、4G、5G並存のネットワークを有し、5Gネットワークが成熟しても4Gと5Gを長期的に併用する」と述べた。