90後アフリカ女性「中国の宅配体験を国にもち帰る」

90後アフリカ女性「中国の宅配体験を国にもち帰る」。

タグ:中国宅配

発信時間:2018-07-04 19:24:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

6月28日、ナンシー・アムンガさんが「アフリカ起業家研修班」の参加者29人を代表して、阿里巴巴集団(アリババ)の馬雲(ジャック・マー)会長にアフリカムード満点のプレゼントを贈った。

これは長いお別れの後の再会の場面だった。昨年、アリババ本社のある浙江省杭州市から9千キロメートル以上離れたケニアで、馬会長はこのアフリカを変えたいと願うアフリカの若者に国際連合(国連)の研修プロジェクトの卒業証書を手渡した。

今年27歳になる90後(1990年代生まれ)のナンシーさんは力強く人生を歩んできた。わずか24歳で裸一貫から身を起こし、物流企業を立ち上げ、ケニアのEC物流産業の草分け的存在になった。若い女性のビジネスリーダーというだけでなく、英国のウィリアム王子に謁見するなど内外の評価は高い。

ナンシーさんは同18日、アフリカ11ヶ国から来た28人の起業家とともにアリババを訪れ、アリババの研修班「インターネット起業家プラン第3期参加者」の一人になった。研修以外の時間には、中国の宅配便配達員・方豪さんから宅配便について学び、同市で実際に配達も体験した。

ナンシーさんはオート三輪の乗り方をものの数分で習得して、方豪さんを驚かせた。ナンシーさんは最高経営責任者(CEO)ながら、故郷のナイロビでしょっちゅうバイクに乗り、大通から横町まで走り回って宅配便を届けている。今回、ナンシーさんがドアを叩いても、誰もいない家があった。ナイロビならこういう時は荷物を持ち帰り、出直すしかない。そうなると広いエリアに荷物が数個だけということになり、配達の効率が大幅に低下する。

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