中国にとっては、より着実に開放に進むことを意味する。
改革開放40周年にあたり、中国はさまざまな場面で開放の決意をたびたび誓ってきた。最近も大規模な開放政策を集中的に実施し、これには外資系企業の投資参入ネガティブリストの新バージョンの発表、製造業への投資制限の基本的撤廃、自動車の完成車と部品および一部の消費財の輸入関税の大幅引き下げなどが含まれる。
商務部の報道官は6日、「中国は揺るぎなく改革を深化させ、開放を拡大し、企業家精神を保護し、知的財産権の保護を強化し、中国に進出した世界各国の企業のために良好なビジネス環境を創出する。中国が今後、開放をさらに拡大し、実際の行動で経済グローバル化を守り抜き、グローバル経済に新たな原動力を注入すると期待するだけの理由がある」と改めて述べた。
米国は、急速に人心を失いつつある。
目下、米国が関税の大なたを振り回して各方面に圧力をかけるやり方は国際社会でますます強い不満と抵抗を引き起こしている。WTOの最近の理事会で、日本や欧州連合(EU)など米国の伝統的同盟国を含む40以上のエコノミーが米国の自動車に対する追加関税計画に抗議の声を上げた。グローバル貿易戦争の暗い影が各国を集結させ、米国の保護貿易主義と一国主義にそろって反対の声を上げさせている。
経済グローバル化の流れは変えることのできないもので、自由貿易こそが世界の期待に合致する。何年か後に今日のこの日を振り返ったなら、これがはらはらするような攻防戦であることに気づくのかもしれない。勝者が、経済ルールと人類共通の利益を奉じる側に立っていることは間違いない。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月8日