世界最大規模の通貨ファンドである余額宝が変身を遂げている。2013年に登場してから今年5月まで、余額宝は「単兵作戦」をとり、天弘基金とだけ接続していた。
天弘基金の単一基金の過度な規模増加圧力と単一通貨ファンドの集中リスクを緩和するため、余額宝は5月3日に他のファンド会社との接続を開始した。
統計によると、6月末時点で、余額宝が接続する6つの通貨ファンドの合計規模は1兆8602億元に達し、「4大銀行」の1つである中国銀行の2017年度個人当座預金額を上回った。
また、余額宝の「変身」による分流も目立ち、天弘基金の単一基金の規模は第1四半期の1兆6891億元から1兆4540億元に2351億元大幅に減少。余額宝と接続するその他の通貨ファンドの規模増加も目立つ。
経済評論家の布娜新氏は取材に対し、「余額宝は中国の金融革新を代表し、その規模拡張はイノベーション型金融機関が伝統的な銀行の独占を打破しつつあることを意味する。銀行預金と通貨ファンドは主な投資先だが、通貨のペーパーレス化やインターネット財テク商品メカニズムの柔軟化に伴い、余額宝の人気は高まっている」と話した。
統計を見ると、余額宝の規模は中国銀行の2017年度当座預金額を上回るが、両者を比較することは可能なのか。