中国駐EU使節団団長の張明氏:乱暴運転は危険
中国駐EU使節団団長の張明氏は7月2日に開かれた「欧州の友」中国・EU首脳会談ラウンドテーブルで講演し、中国とEUに対して、手を結び多国間主義を守る断固たる決意を示すよう呼びかけた。
「国際社会はルールを重んじる社会であるべきだ。大型車を乱暴に運転しても目的地に無事に到着することはなく、他人の安全を脅かす。一国主義と保護貿易主義の猛威に直面し、中国とEUには身を挺し、この行為が世界経済に衝撃と衰退の影響を及ぼすことを防止する責任がある」
駐英中国大使の劉暁明氏:米国は赤裸々な「傲慢と偏見」
駐英中国大使の劉暁明氏は4月6日、英主要紙『デイリー・テレグラフ』に署名入りの記事を掲載し、「米国がいわゆる301調査により、中国が米国の知的財産権を盗んでいると貶め、中国が米国企業に技術移転を強制していると批判しているが、これは典型的な一国主義と保護貿易主義だ」と指摘した。また英国文学の名著を引用し、米国は赤裸々な「傲慢と偏見」だとした。劉氏は次のように指摘した。
中国は革新水準が向上し、知的財産権の保護を強化している。世界知的所有権機関(WIPO)の報告書によると、中国は2017年の「特許協力条約」枠組み内の国際特許出願件数が世界で2番目に多い国だった。中国が海外に支払っている知的財産権の使用料は、2001年の世界貿易機関(WTO)加盟時の19億ドルから2017年の286億ドルに拡大した。中国はさらに20数カ国・地域と「特許審査高速道路」協定に署名し、知的財産権の国際協力を積極的に展開している。米国はこれらの事実を見て見ぬふりし、「技術移転の強制」を口実に中国の科学技術革新に圧力をかけ、自国産業を保護しようとしているが、これは完全に間違ったやり方だ。