一線都市の新エネルギー車補助金が安定低下 業界発展を促進

一線都市の新エネルギー車補助金が安定低下 業界発展を促進。

タグ:新エネルギー車補助金

発信時間:2018-07-23 15:22:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 北京市が新政策を公布した同じ日、広州市発展改革委員会も意見を発行し、国家補助金の0.5倍以下の比率で純電気自動車に地方補助金を支給するとした。上海市の補助金基準もほぼ同じとなっている。


政策が企業の先進技術の発展を後押し


 国家補助金は新エネルギー車の航続距離、バッテリーのエネルギー密度、エネルギー消費レベルに目を向けている。BYD広報担当者の楊昭氏は記者に対し、「これは自動車メーカーに十分な技術があれば、今年の補助金が昨年を上回る可能性があることを意味する。6月11日以降、航続距離は300キロ以上をほぼ維持し、政策制定で企業の先進技術を発展させるという考えを示している」と話した。


 補助金低下の背景には、世界の新エネルギー車産業の発展動向と構造の変化がある。工業情報化部の統計によると、中国の新エネルギー車生産・販売台数は3年連続で世界一となっており、技術レベルは大幅に向上し、産業体系も整っている。


   崔東樹氏は、「国内外に差別化の優位性が形成されている。中国は純電気自動車の一部分野においてコストパフォーマンス面で優位に立つが、コア設計または性能設計の面では世界先進レベルとまだ差がある。特にパーツにおいてはまだ強いと言えない」と述べた。


新エネルギー車市場がより開放


 中国の自動車市場は開放され続けている。テスラは上海と北京に完成車工場と科学技術イノベーションセンターを建設。中国汽車工業協会の杜方慈顧問は、これは中国市場に魅力があることをはっきりと示しているとし、「テスラには米国と中国の2つの大規模市場しかない。米国市場の現状は良好でないため、中国に移し、消費市場が巨大で、消費レベルが向上している中国に目をつけた」と述べた。


 新エネルギー車市場のさらなる開放について、楊昭氏は、中国内外の産業チェーンが補い合い、全産業を繁栄させると予想する。中国の産業チェーンは世界で最も整っており、規模が最大である。そのため、外資は中国に入ると中国のサプライチェーンから離れられなくなる。実際、外資が増えるほど市場競争は激化し、産業チェーンはより繁栄する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月23日

 

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