高速鉄道自動運転システム、中国が実地試験を完了

高速鉄道自動運転システム、中国が実地試験を完了。

タグ:中国高速鉄道

発信時間:2018-07-25 18:12:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中関村豊台園のレール交通代表企業、中国鉄路通信信号股份有限公司(略称は「中国通号」)が自主開発した世界初の時速350キロ高速鉄道自動運転システムがこのほど、実地試験を順調に完了した。これは中国の高速鉄道が間もなく、自動運転の時代を迎えることを意味する。中関村豊台園は近年、レール交通及び宇宙科学技術を中心とする産業クラスタを形成し、首都の重要な産業機能エリア、ハイテク革新拠点になっている。


 情報によると、同社は世界最大のレール交通制御システム・ソリューションプランのサプライヤーだ。その高速鉄道制御技術は高速鉄道の「脳と中枢神経」として、中国高速鉄道3大中核技術の一つとなっている。


 中国通号の実験室で、北京青年報の記者は運転シミュレーターを使い、高速鉄道を制御する重要設備、自動列車保安装置(ATP)の高い安全性と効率性を体験した。中国通号研究設計院集団の江明副チーフエンジニアは「濃霧や大雨の日に車掌が前方の情報をまったく見て取れない時でも、ATPがあれば地上から通行許可、線路データなどの情報を得ることができる。自らの論理により列車の運行安全を保障し、制限速度を超えず、設定された終点で停車する」と話した。

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