中国汽車工程学会の付于武・常務理事長も先ほど、「全体的に見ると、中国の技術水準はトップではない。しかし我々は確固不動の姿勢で前進し、自らの技術水準を高める十分な自信と忍耐力を持っている」と率直に述べた。
崔氏によると、今年上半期の新エネ車の輸出入は好調で、数のバランスが取れていた。輸入HVが65%と高い割合を占め、輸出EVが占める割合は90%以上となった。
崔氏は「HV輸入台数は44%増の2万3614台に達した。6月のHV輸入台数は前年同月比82%減の716台だった。これは日本のHVが減税政策により最大のメリットを手にするため、6月にHVの通関手続きを見送ったためだ。下半期にHVは急成長するだろう」と予想した。
輸入新エネ車の販売構造に大きな変化が生じたが、中国の新エネ車輸出は依然としてローエンドの低速EVが中心だ。崔氏は「EVは現在、小型・低速EVが中心だ。輸出価格は極端に低いが、まだ向上の大きな余地が残されている」と話した。
崔氏によると、昨年6月より中国のEV輸出は月平均1万台以上を維持していたが、今年6月になると前年同月比7%減の9867台に落ち込んだ。「輸出したのはいずれも1000元ほどの安い車だ」