その一方で中国が輸入する新エネ車は、主にEVとHVの2種類に分かれる。崔氏は「7万5000ドル以上のテスラ製EV、20万元以上のレクサスCTシリーズが中心だ。中国の新エネ車輸出入には大きな格差がある」と指摘した。
中国科学技術部の関係者は、「昨年の中国の新エネ車販売台数は77万台で、2015年の2倍以上に達した。しかし2020年に年間生産・販売台数200万台という目標を達成するためには、さらに長期的な努力が必要だ」と述べた。
国家発展改革委員会が「外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)」を発表し、今年7月28日より専用車・新エネ車の外資出資比率の規制を撤廃するといった重大内容を明らかにしたことで、中国新エネ車メーカーは外国ブランドとの競争にさらされる。上述した匿名の自動車業界アナリストは「現在の中国ブランドの新エネ車技術水準では、2020年に年間生産・販売台数200万台という目標のうち多くが、外国ブランドに占められることになるだろう」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月1日