世界の70%を占める中国AI企業の融資総額 懸念も

世界の70%を占める中国AI企業の融資総額 懸念も。

タグ:AI商用化 倒産ラッシュ

発信時間:2018-08-05 09:10:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 今年に入り、AI関連柄34社のうち、株価が上昇に転じたのはわずか7社だった。20%を超す上げを記録したのは「美亜柏科」、「中科曙光」、「浪潮信息」の3社だった。


 とはいえ、この20日間でAI関連柄は上昇を続け、4.9%増となった。業界筋は、「下半期に入り、AI分野の投資機会は“AIとクラウドコンピューティング”や“AIとバーティカルアプリケーション”の分野に集中するだろう。ただしAIが実体化する過程で、収益を生み出す時間に不確定性は残る」と話す。


業界内分析:巨大な繁栄の背後に隠された懸念


 業界内では懸念を示す声も少なくない。AI分野には大きなバブルが存在し、倒産ラッシュが起こるかもしれないというのだ。「億欧シンクタンク」が発表した「2018年中国AI商用化研究報告」によると、2017年、中国のAI系スタートアップ企業は累計で500億元の融資を調達したが、同年におけるAI商用化スタートアップ企業上位100社が生み出した累計利益は100億元足らずで、90%以上のAI企業が赤字となっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月5日

 

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