米国の鉄鋼・アルミニウム追加関税 自国産業が先に悪影響受ける

米国の鉄鋼・アルミニウム追加関税 自国産業が先に悪影響受ける。

タグ:米国追加関税

発信時間:2018-08-06 15:24:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 こうした簡易で丈夫なロブスター捕獲器は、グローバルサプライチェーンが世界の経済大国が争う貿易戦争に支配されている状況の縮図を示す。ネーター氏は、米国国内、カナダ、欧州などのサプライヤーから材料を調達している。関税の影響を受けるなか、彼や他のメーカーが購入する米国産鋼材の選択肢はそれほど多くない。国内の鋼材価格はすでに大きく上昇しており、ネーター氏は米国メーカーの納品に3カ月かかると説明した。

 

 また、ニューイングランド地域の顧客は2つの面でプレッシャーがかかっており、鋼材価格の上昇だけでなく、中国が米国産ロブスターに報復関税を課したマイナスの影響を受けている。

 

 モイン国際貿易センターのウェイド・メリット氏は、「関税の影響は広範囲に及ぶ。ロブスター以外にも、一部のひとの生計に影響し、その中にはロブスター産業に支えられている人々もいる」と指摘した。

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