業界関係者は、「滬倫通」はA株の国際化レベルを再度引き上げ、中国上場会社の情報開示制度と世界との連動を促し、中国資本市場の基本制度の構築および管理制度の整備と規範化にもつながるとみている。また、国内の投資家により多くの選択肢を与え、ロンドン証券取引所の上場会社に投資し、グローバル経済の成長ボーナスを共有できるようになる。
今年に入り、中国資本市場の対外開放は大きく進展している。
3月26日、中国初の対外開放された先物、原油先物が上海先物取引所に上場した。取引と保有規模は安定して増加し、初期的な効果が表れている。また、大連商品取引所の鉄鉱石先物も海外投資家に開放され、先物市場の現有品種の国際化に貴重な経験を積んだ。現在、中国の多くの先物の国際化が進んでいる。
中国は初めて海外投資家が合弁証券会社と基金会社の株式51%を保有することを許可し、国際投資銀行は業務の垂直管理を通して中国業務を世界業務と同じ方法で管理できるようになった。また、合弁先物会社の株式51%を保有することも許可。この政策により、香港株全流通の試行が順調に実施された。また、海外投資家のA株参入範囲もより拡大され、国内で働く外国人、およびA株上場会社の海外支社に勤務しストック・インセンティブに参与する外国人従業員がA株講座を開設できるようになった。