京津冀協同発展が奏効
地域経済の重要な成長源である京津冀協同発展が奏効している。
京津冀の上半期のGDPは合計4兆元以上で、全国の10分の1弱を占めた。
データによると、京津冀協同発展が安定的に推進されている。北京市と河北省の企業の対天津投資プロジェクトは上半期に、天津市の実行ベース国内資本導入額の45.6%を占めた。この比率は第一四半期より4.4ポイント増となった。北京市と河北省の企業の天津口岸通関時間が3日短縮され、北京市と河北省からの貨物が全体の3割を占めた。河北省で計画・展開されている重点プロジェクト「質向上効果拡大イヤー」のうち、京津冀協同発展プロジェクトが4割弱の161件に達している。
さらに京津冀地域産業構造もハイエンド化している。例えば上半期、北京市の新経済付加価値額は前年同期比15.2%増の4707億2000万元で、全市のGDPに占める割合が3分の1前後を維持した。河北省のサービス業付加価値額が全省のGDPに占める割合は、前年同期比2.4ポイント増の45.1%に達した。経済成長への寄与度は8.4ポイント増の70.2%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月14日