混合所有制改革を積極的に推進
混合所有制改革は、国有企業改革を深化させる重要な突破口であり、産権(財産権)制度と要素市場化配置を改善し、現代化経済システムを構築する重要な手段となる。現在、中央企業所属企業のうち3分の2超が、産権レベルでの国有資本と社会資本の混合を実現した。
改革の分野をみると、国資委と国家発展改革委員会(発改委)が共同で主導する7大重点分野の試験が進み、第1弾と第2弾の試験が相次いで実行されている。翁杰明氏は、最近、中航工業、中国黄金、中粮集団の所属試験企業がそれぞれ戦略的投資家の引き込み、株式制度改革、再編上場を終えたことを明らかにした。第3弾試験企業の混合所有制改革実施プランも相次いで認可されている。
混合所有制改革の手段について国資委は、中央企業及び所属企業が資金調達を行う際、財産権市場と株式市場を通じて公に進めるよう指導している。統計によると、今年1-7月の中央企業及び中央企業支配上場企業が株式市場を利用して行った増資・資産再編件数は18件で、資金調達額は618億7800万元、注入資産は476億3900万元に上った。また、産権市場を利用した一部持分の譲渡と増資による持分拡大は100件に上り、社会資本319億3400万元が取り込まれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年8月31日