都市軌道交通は新区発展の強いけん引作用があるため、多くの新区がそれを発展目標としている。例えば長春新区は、快速都市間交通体系と新区内道路ネットワーク体系の構築を目指している。新区監督管理委員会の責任者は、国家レベルで国家級新区の優先的分布と関連都市軌道交通プロジェクトの前倒し計画を強化することを提案している。
厦門(アモイ)大学マクロ経済研究センター副教授の王燕武氏は、『経済参考報』記者に対し、次の段階で国家級新区の建設が地域都市群発展の枠組みに組み込まれ、都市群発展のけん引力になるとの見解を示した。「都市軌道交通を主幹線として高速鉄道の建設とつなげ、都市の鉄道、道路、航空、水運、都市軌道交通など多様な交通方式を円滑に結ぶことで、相互に接続する総合交通ネットワークを形成すれば、重大公共インフラの共同建設・共有と相互接続の水準が高まり、インフラ一体化を通じた地域経済の協調発展能力が向上する」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月9日