第1回中国国際輸入博覧会、経済の新たなシグナルを発信へ

第1回中国国際輸入博覧会、経済の新たなシグナルを発信へ。上海で開催される第1回中国国際輸入博覧会(CIIE2018)の開幕まで、あと1カ月を切った。中国が推し進める新しい高度な対外開放を象徴するプロジェクトとして、今年開催される4つの大型ホーム外交の終盤の目玉として、輸入博覧会は世界に新たなチャンスをもたらすとともに、中国経済の長期安定成長と質の高い発展を後押しする見通しだ…

タグ:輸入博覧会

発信時間:2018-10-14 10:46:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「輸入博覧会の開催は、中国の初めての大きな試みだ」。中国貿促会研究院国際投資研究部の劉英奎主任は、「世界的に見て、博覧会の多くは輸出促進を目指すもので、第1回中国国際輸入博覧会は世界で初めての輸入をテーマとした国家クラスの博覧会となる。中国の視点からみると、輸入博覧会の開催はこれまでの輸出奨励型から輸入拡大・輸出入両方を重視するモデルへの転換を意味するもので、中国の対外経済貿易発展を象徴する出来事だといえる。


 2015年に上海自由貿易区で設立された中智中心(チリ国家館)は、第1回中国国際輸入博覧会に出展する30社の「6日+365日」常設展示取引プラットフォームの1つとなっている。ここ1カ月、中智中心の責任者である鄔遠峰氏は多忙を極め、チリ産チェリーなどフルーツを輸入するかたわらで、経済貿易フォーラムを計画している。  


 「チリの風力・太陽光エネルギーは非常に豊富だ。我々は博覧会期間中に新エネルギーフォーラムを開催し、チリと中国企業との協力を後押しする考えだ」と、鄔遠峰氏は語る。

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