売買は第一歩に過ぎない。輸入拡大を基盤とし、輸入博覧会は世界の経済貿易協力の一大プラットフォームとなる。劉英奎氏は、「輸入博覧会の開催を通じて、一部の国の対中国の貿易赤字を削減し、中国の貿易環境を改善、世界各国との経済貿易協力を一段と強化する必要がある」と述べた。
輸入博覧会で構築する経済貿易協力プラットフォームは、包摂性と互恵性という特徴を備えている。輸入博覧会には、44の後発開発途上国(LDC)のうち30以上の国が参加する予定で、LDC参加国には無料で2つの標準展示ブースが提供される。
商務部研究院の白明研究員は、「貿易保護主義が台頭するなか、中国の輸入博覧会開催は、互恵協力の開放戦略推進と自由貿易保護の一貫した立場を表明するものだ。輸入博覧会が成功すれば、中国市場を失えば多くのビジネスチャンスを失うことを世界に示すことができる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月14日