5月1日からは、上海・深圳と香港市場間の株式相互取引制度「滬港通」と「深港通」の1日あたりの投資限度額をそれぞれ130億元から520億元に引き上げたほか、本土市場からの香港株取引「港股通」の1日あたりの投資限度額を105億元から420億元に引き上げた。
業界関係者はこうした一連の取り組みについて、中国資本市場の対外開放に向けた重要な取り組みになるというだけでなく、改革推進に向けた重要な表れでもあると指摘する。改革は内に向けたもので開放は外に向けたものというように、両者は目指す方向性は異なるものの有機的な統一体となっている。
また、資本市場にとっては、如何にして健全な発展を促進し、供給側の構造改革と質の高い経済発展に向けてより良いサポートができるか、如何にしてイノベーション主導による国の成長戦略を支えられるかが重要な課題となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月31日