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中国国際輸入博覧会①中国進出の新しい扉。世界初の輸入をテーマとする博覧会「中国国際輸入博覧会」が数日後、上海市で開幕する。130数カ国の3000社以上が出展する…
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世界初の輸入をテーマとする博覧会「中国国際輸入博覧会」が数日後、上海市で開幕する。130数カ国の3000社以上が出展する。中国の改革開放40周年に際し、同博覧会は世界に改革と開放を続ける揺るぎなき決意と、中国の貿易自由化、経済グローバル化のたゆまぬ努力を示す。
かつて多くの国は輸出博覧会の開催により、自国の経済成長を促進しようとしていた。中国が今回開催する、完全に輸入をテーマとする国家級博覧会は、世界でも初めてのケースだ。海外の業者にとって、輸入博覧会は中国に進出する新しい扉になる。
フランスのシャンパンブランドは、中国向けの販路拡大に期待している。仏エペルネーのシャンパン醸造所の6代目の継承者は、「シャンパンはこれまで長期に渡り、中国では外国人による需要が中心だった。しかし現地では現在、若く高学歴で高所得の人が、シャンパン消費の主力になっている」と話した。
70年代前半、中国のシャンパン輸入はほぼゼロだった。今や中国は世界で最も魅力的なワイン市場の一つになっており、2020年には世界2位のワイン消費国になる見通しだ。中国のワイン市場の規模は、2021年に230億ドルに達する。
ワインだけではなく、アルゼンチン産牛肉、ブルガリア産ヨーグルト、エジプト産柑橘類、メキシコ産調味料など、海外の多くの高品質農産品が中国の一般人の食卓に進出している。
ロレアル中国のCEOは「中国市場は消費アップグレードの黄金時代を迎えている。都市化と消費アップグレードの加速、デジタル革命の掘り下げにより、中国市場は無限のチャンスを生んでいる」と強調した。
中国は改革開放40年で、対外貿易の歴史的な飛躍を実現した。中国は2009年以降、世界最大の貨物貿易輸出国、世界2位の輸入国になっている。中国の貨物貿易額は2013年より世界一をキープしている。世界経済フォーラムのボルゲ・ブレンデ会長は、今回の博覧会は世界最大の市場及び世界2位の経済体という中国の地位と、中国が国際貿易の推進に力を入れていることを示しているが、これは世界経済成長にとって極めて重要と指摘した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年11月2日
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