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発信時間：2018-11-21 15:14:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　某グループ傘下の自由貿易試験区企業は、7500万ポンドの現地貸しを必要としていた。建設銀行上海支店はこの需要を満たすため、口座分別清算事業を通じ建設銀行海外支店からこのポンドを調達した。企業の難題を解消し、商業銀行口座分別清算事業域外融資の革新を実現した。これは自由貿易口座の革新の事例だ。

　人民元越境使用及び人民元資本項目の兌換可能化は、金融開放の「最後の1キロ」だ。上海自由貿易区は率先して革新的な試験を実施した。5年余りの建設を経て、上海自由貿易区は国際ハイレベル貿易・投資規則の全体的な要求に基づき、「監督管理砂箱メカニズム」を構築し、一連の革新的な金融制度を打ち出した。

　自由貿易口座は人民元・外貨建て口座であり、金融機関の口座分別清算管理の制度に基づき運営される。国際的なハイレベル貿易・投資規則に合わせるため、人民銀行上海本部は2014年5月に「試験区口座分別清算事業実施細則及びリスク慎重管理細則」を発表し、同年6月に正式に試験区口座分別清算管理下の自由貿易口座業務を開始した。すでに上海市の56の各種金融機関が口座分別清算体制を構築し、自由貿易口座に各種金融サービスを提供している。

　自由貿易口座は企業の利便性を高め、企業の内外貿易一体化経営の需要を満たした。資金決済の効率を高め、口座管理コストを削減した。

　「企業が国内外の2種の資源と2つの市場を活用し、越境資金調達自由化を実現することを奨励」は、自由貿易区の重要な任務だ。自由貿易口座により、企業の越境資金調達はこの目標をほぼ実現している。現在まで処理された越境資金調達総額は人民元換算で1兆3600億元で、うち人民元融資の平均利率は4％。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年11月21日

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