中国は世界で3番目に大きなインバウンド観光のホスト国であり、銀聯カードは海外のカード会員の訪中時に大きな利便性をもたらすとみている。約20の国や地域で、人民元建てのカードと、人民元と現地通貨双方での決済が可能なカードが発行されており、利用者のカード使用時に発生する手数料の負担削減にもつながっている。パキスタンで発行された銀聯カードの中国国内でのカード取引量は、3年連続で3桁の増加を維持している。今年はウズベキスタン、韓国、タイで発行された銀聯カードの中国国内でのカード取引も大幅に増加している。
近年、銀聯国際は海外のカード会員向けのサービスや、システムの改善を継続的に進めている。まず、プレミアムカードやビジネスカードなどの種類を充実させており、10以上の国や地域で発行されたビジネスカードは累計発行枚数が60万枚近くに達している。 次にカード会員への優遇措置、免税サービス、グローバルサポートなど、海外のカード会員へ向けたサービスを充実させている。そして、消費者のカード利用の変化に対応し、セキュリティー面でも安全で魅力あるサービスを通して、銀聯カードでの決済サービスの利便性を高めているのである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月24日