食卓・輸出
中国料理の海外進出、中国伝統文化の代表に
また、美食大国として、中国伝統文化を代表する中国料理も海外進出に励んでいる。中国料理協会は近年、海外交流、技能コンテスト、展示活動などに積極的に参加し、世界に中国の飲食文化をPRしている。大まかな統計によると、改革開放から40年で、世界188の国と地域に中国料理店がオープンし、店舗数は20万店に達した。全聚徳、眉州東坡、海底撈、花家怡園、大董など大手飲食企業が海外市場の開拓に成功している。ニューヨークで2018年に実施された調査で、中国料理は中国伝統文化を最も代表する要素となった。
ハーバードの学校付近にある包子店「baobao」、香港楼、焱(flame)、南北家園などの中国料理店は大きな影響力を持ち、現地の学生から人気を集めている。
「世界の首都」と言われるニューヨークのあちこちに中国料理店がある。マンハッタンには本格的な中国料理店も登場した。しかし受け入れ度を考慮し、揚げ物、甘い味付け、辛さ控えめなど現地の人向けに改良されたものが多く、「左宗棠鶏」のようなアメリカ式中国料理も登場した。
中国料理の普及は、祖国の強大化、華人社会の地位の向上、中国料理の環境とサービスの改善と大きく関係している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月25日