中国鉄路公司によると、2019年1月5日0時から全国の鉄道で新たな運行ダイヤが実施され、鉄道の旅客・貨物輸送能力が大幅に向上する見通しだ。
中国鉄路公司の責任者は、今年末に京哈高速鉄道承徳-瀋陽区間、新民-通遼高速鉄道、哈尔濱-牡丹江高速鉄道、済南-青島高速鉄道、青島-塩城鉄道、杭昌高速鉄道杭州-黄山区間、南平-竜岩鉄道、懐化-衡陽鉄道、銅仁-玉屏鉄道、成都-雅安鉄道の10路線の運行を新たに開始する計画を明らかにした。これにより高速鉄道の営業距離は約2500km増え、阜新、朝陽、承徳、通遼、牡丹江、日照、連雲港、塩城、雅安、麗江などの都市に初めて高速鉄道が開通する。高速列車が276.5本増えることで中国の高速鉄道輸送能力が大きく向上し、沿線旅客の願いをかなえる。
2018年末に10路線の運行が開始されれば、一部都市間の所要時間が短縮される。短縮される時間はそれぞれ、哈尔濱-牡丹江が3時間、北京-牡丹江が8時間57分、牡丹江-北京が6時間57分、通遼-瀋陽が2時間21分、瀋陽-承徳が8時間23分、北京南-青島が58分となる見込み。