『ロイター』は12月14日、現地時間2018年12月13日にチリ政府がサンチアゴで開催した電動公共バス納車セレモニーで、比亜迪の純電動バス「K9」100台がお披露目されたと報じた。
比亜迪が今回納車した電動バスと充電スタンドは、ENEL社の出資により購入された。チリは、ラテンアメリカ及び世界の発展途上国のなかで持続的な発展のトップを走っており、世界のエコ自動車革命を引っ張ろうとするこの2社にとってラテンアメリカ諸国に参入する重要なスタート地点となる。
今回の純電動バスには、比亜迪の最新電池技術とUSB充電コネクターが搭載された。南京の生産拠点で9月に完成後、45日間の海上輸送を経てサンティアゴに到着。その2日後にサンティアゴ市街の路上に現れたオーダーメイドの比亜迪社製純電動バス「スーパー・チリ・レッド」は、公共バス運営事業者Metbusにより運行される。