12月11日、多くの深セン市民は微信支付(WeChatPay)のメニューに「領収書発行」の項目が増えたことに気付いた。画面にタッチするだけで、たった1分間で支払から領収書発行までの全プロセスを完了することができるのだ。
「これは我々がテンセントと協力して開発した微信支付のブロックチェーン(分散型台帳技術)電子領収書発行機能だ」。深セン市税務局の張国鈞局長は、「深セン市は今年下半期に、全国で初めてのブロックチェーン電子領収書を発行した。今回の微信支付の電子領収書発行機能導入は、ブロックチェーン電子領収書が正式に深セン市民の日常生活に入り込むことを意味する。
従来、領収書の発行には、会計待ち、領収書発行のための行列、宛名の手書き、領収書発行など多くのステップを経る必要があり、そのプロセスは煩雑だった。2018年7月2日、国家税務総局は深セン市を全国初のブロックチェーン電子領収書発行モデル都市として承認した。