バシェフスキー氏は、米国と中国はいずれも貿易戦争を望んでいないと述べた。「一部の問題について、中国はすでに解決に向け行動している。また一部の問題はレッドラインであり、彼らがそれを変えることはない」「中国は科学技術大国になろうとしているが、いかにこの地位につくかが問題になっている」「中国が高い成長率を維持し、国際ルールの遵守により技術の野心を実現すると信じている」
ボイス・オブ・アメリカは、多くの人が「米中の決裂」を口にしており、双方にこのような意向が存在すると伝えた。例えば中国は米国の技術への依存を断ち切ろうとしており、トランプ大統領も米国の一部の大企業に本国回帰を働きかけている。バシェフスキー氏はこれについて、「米中の決裂はありえないことではないが、大きな犠牲を伴う。ZTEの事件により、中国政府は自力更生の重要性への認識を強めた。トランプ氏は世界のサプライチェーンから撤退し、すべてを米国に戻そうとしている。当然ながらこれが実現されることはない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月1日