中央経済工作会議では、重要な「戦略的チャンス期」の新たな中身をしっかりと捉え、経済構造の高度化を加速し、科学技術イノベーション力を高め、質の高い経済発展を推進する方針が示された。
閻副主席は、「これは我々が直面する重要な課題であり、実行すべき重大な任務でもある」と指摘。ここ数年、証監会はイノベーション主導型の戦略を推進し、資本市場の機能を発揮させ、科学技術イノベーション企業の発展において大きな成果をあげてきたとして、次の3点を挙げた。
1、制度やシステムの強みを活かし、科学技術イノベーション企業のシナジーを創出。国務院弁公庁から証監会に通達された『イノベーション企業による国内での株式あるいは預託証券の発行の展開に関する若干の意見』を積極的に推進するなどして、イノベーション企業が株式などの資金調達ツールを発行し国内で上場できるように、より柔軟で受容性のある政策・環境づくりに努め、イノベーション主導型の成長戦略に向けた資本市場の役割を一段と発揮させた。