ファーウェイの創業者、任正非氏は深セン市の本社で国内メディアのインタビューに応じ、現状への対応やサイバーセキュリティなどに関する質問に回答した。
記者:西側の一部の国の政府がファーウェイのサイバー安全を批判していますが、これは歴史的な偏見なのでしょうか、それともファーウェイに確かに強化すべき部分があるのでしょうか。ファーウェイは西側諸国の懸念をどのように払拭するのでしょうか。
任氏:サイバー安全問題については、情報安全とサイバー安全を分けて考えなければならない。現在これは一緒くたにされている。当社は30年に渡り170カ国以上、30億人以上にネットワークサービスを提供し、良好な安全記録を持つ。しかし当社はまだ絶えず進歩しなければならない。当社は現在、ソフトの枠組みを再構築する必要がある。「ネットワーク構造が極めてシンプルで、ネットワーク取引モデルが極めてシンプルで、ネットワークが極めて安全で、プライバシー保護はGDPRに従う」という4つの目標に向かっている。当社は今後5年間で多くの研究開発費を投じ、世界最高のネットワークを作る。5年後の年間売上高は今年の倍以上になるだろう。