記者:5G時代にファーウェイが迎えるのは、世界の広々とした天地のように思われていました。ところが現状を見る限り、海外が多くの壁を設置しています。ファーウェイは現在の苦境を乗り越えるため、どのような措置を講じますか。
任氏:5Gには非常に多くの中身がある。この中身が引き出されるためには、より多くの需要が生まれるのを長く待たなければならない。5Gを波のように考えてはならない。波が来た、富が来た、早く引き揚げろ、チャンスを逃すな、などと。5Gの発展は緩慢になる。日本と韓国はまだ4Gだが、4Gを非常によく運用しており、使用の需要を十分に満たしている。我々は4Gを上手く用いていないが、これはなぜだろうか。ネットワークの構造が良くないからだ。それは数学者が通信事業者のネットワーク構造を研究していないからだ。
技術研究について、「コーヒー1杯が宇宙エネルギーを吸収する」という説があるが、これはどういうことだろうか。これはグーグルに学べということだ。グーグルの親会社は利益を出すと実現が困難な事の研究を行い、さらに不老不死の薬を研究している。これは人類社会への貢献であり、人類社会の未来を模索するため富を移している。
当社で基礎研究に従事する1万5000人以上の科学者と専門家は金銭を知識に変える。さらに当社には製品開発を行う6万人以上の応用型人材がいて、知識を金銭に変えている。当社は外の科学者の模索を適度に支持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月20日