金融政策を例に挙げると、2018年通年の社会融資規模(=金融から実体経済へ供給される資金総額)残高は前年比9.8%増、貸出の伸び率は13%前後を維持したが、これは中国経済の安定成長と構造改善に合理的かつ潤沢な金融環境を提供してきたからだと述べた。
全体の供給を維持すると同時に、金融政策の構造的な誘導作用を一段と強化したほか、小企業・零細企業や民営企業の資金調達難や資金調達コスト高といった問題を踏まえ、中国人民銀行は2018年に4回にわたって的を絞った預金準備率の引き下げを実施し、中国経済の構造改善を力強く支えてきたという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月23日