中国(海南)改革発展研究院の遅福林院長は、経済参考報のインタビューに応じた際に、「サービス業の規模は2020年までに50兆元を超え、対GDP比が55-60%に達する見通しだ。現代サービス業を中心とする産業構造がほぼ形成される」と述べた。また、中国の研究開発及びデザインなどの生産性サービス業の発展が滞っており、需要があっても供給、特に高品質供給が不足していると指摘した。
今年1月に開かれたサービス業発展部門間連席会議拡大会議は、党中央及び国務院の戦略を貫徹し、中央経済工作会議の新たな要求と合致する、サービス業高品質発展行動綱要を研究・制定するとした。各部門は現行の政策を系統的に整理し深く総括した上で、綱要の内容をさらに補充し、綱要の改正・改善を早期完了し流れに従い報告しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月27日