ECサイト「蘇寧易購」のデータによると、若年層は趣味や個性的な商品にお金をかける傾向があるという。「唯品会」の春節セール期間中、掃除ロボットや電動歯ブラシ、ミキサーなどの新型スマート家電の売上はいずれも100%を超す伸びとなっている。中でも電動歯ブラシの伸びは数倍と、小型家電の消費の高度化が鮮明となっている。
消費者の需要に応え、消費の新たなシーンや地方の中小都市・農村部市場の掘り起こしが新たな市場動向となっている。2019年の春節セールサイトをみると、越境ECでの「海外製品」の取り扱いが拡大しているほか、中国グルメも拡大している。農産物の取り扱いも増える中、エコでヘルシーな農産物に対する正月用品需要も年々高まっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月29日