上海市人民代表大会代表、上海市臨港地区管理委員会常務副主任の陳傑氏は、「特殊経済機能区」と位置づけられる新片区は、改革突破の取り組みを拡大しなければならないと判断した。例えば税制についてはシンガポールの経験を参考にし、オフショア税制の模索を展開し、オフショア貿易、オフショア金融、デジタル貿易の発展を支持できる。
自由貿易区の拡大・グレードアップと同時に、自由貿易港の建設も推進が加速されている。
中国の特色ある自由貿易港の建設の模索を加速するという中央政府の要求に基づき、海南省は今年、自由貿易港全体案を検討・作成し、早期発表を目指す。これは海南自由貿易港が目標と概念から、制度設計の段階に進んだことを意味する。
海南省の沈暁明省長は27日、海南省第6期人民代表大会第2回会議の地方政府活動報告で、海南省は今年、自由貿易港の政策及び制度の設計に取り組み、自由貿易港の建設を推進すると表明した。また観光業、現代サービス業、ハイテク産業など一部の分野、一部の園区で自由貿易港の一部政策の実施を模索すると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月30日